健康コラム

歯列矯正による痛み

田村郡三春町50代女性の声

逗子市 9歳 女児

歯列矯正による痛み

歯の強制後、しばらく経ってから、身体全体の痛みと微熱が続き、呼吸するのも苦しくなっていたところ、はまの先生に治療していただき、すぐ大きな痛みはとれ、呼吸も楽に。帰りは歩いて帰ることができるようになりました。

MRIやレントゲンでも原因がわからなかったので、痛みがなくなり、本当に感謝しています。

院長のコメント

ある日9歳の女の子(小学4年生)がお母さんに伴われて来院されました。
体中が痛くなりあちこちの病院(整形外科・内科等)を回ったがどこでも原因が分からないと言われ、最後に当院に来てみたとのこと。

この小学生の女の子に症状を聞いてみると、なんといろいろ出てくること!
彼女が挙げた主訴を列挙してみると・・・

  1. 頭痛(前頭部)がする。
  2. 耳鳴りがする。
  3. 両方の肩を動かすと痛い、何もしなくても痛い。
  4. 左の胸が痛い、左の背中も痛い、息が入らない。
    (注:肋骨(ろっこつ・あばら骨)は左右にそれぞれ12本ずつあり、その左側の肋骨全てが触ると痛い・腫れている)
  5. 両方の足の付け根(注:股関節・こかんせつ、足の付け根の関節)が痛くて歩けない、走れない。
    (注:整形外科でレントゲン検査とMRI検査をしてもらっても異常は認められなかったとのこと。)
  6. 両方の膝が痛くて歩けない、走れない。
  7. 両方の足首が痛くて歩けない、走れない。
    (注:足首には関節と小さい骨が沢山あり、その全てが痛い)
  8. 両方の太ももの筋肉痛(注:ちょっと触れるだけで痛がる程の)。
  9. 左腕のしびれ。
  10. 胃が痛い。

なんとまあこれ程沢山の症状を訴えるのは普通ではありません。
聞く人によっては、このお子さんは嘘を言っているのでは?と疑うかも分かりません。
でもこの子は嘘を言っているのではありません。
自分が感じている症状を彼女自身の言葉で表現しているのです。
また私(院長)が診て触って確認をしていますので間違いはありません。

この時点で私には思い当たるものがありました。
お母さんに歯列矯正をしたことがあるか尋ねてみると、10か月前にしたとのこと。
やっぱりね!
当院では以前に歯列矯正が原因で具合が悪くなったお子さんを何人か治療したことがあったので、このお嬢さんを診た瞬間にピン!と来たのです。

そこで顎の上下の骨を調整すると今までの痛みがその場で大幅に軽減したのです。
このお子さんは合計で7回の施術をしました。多少の症状は残っていましたが、その後来院しないところを見ると日常生活と学校生活は何の支障も無いほどに回復したのでしょう。
お母さんもそのようにおっしゃっていました。


その他2人の症例もご紹介しておきます。

☆ 来院当時9歳の女子小学3年生。

彼女のお母さんの話では・・・
来院時の1年前の夏から上下の歯列矯正を始めた。
歯列に隙間があるので犬歯を1本抜いてその隙間に移植、そして歯列矯正の装具をはめる。
犬歯の移植後、食欲不振、頭痛、首・肩・背中のこりを訴え始め、同じ年の暮から体調が大分ひどくなる。腕と足が重だるくなり朝起きられなくなって週の後半は学校も休みがちになる。しまいには精神的にうつ状態になる。習い事のピアノ・バレーも中止せざるを得なくなった。
年が明けて4月にはさすがに保護者も歯の矯正が原因だと気づき、歯列矯正は中止した。

当院に来院したのはこの2か月後の6月になってから。
当院で治療を始めてから数回目から気力が出てきて、しばらく中断していた習い事や学校の宿題もやる気が出てきた。
今では元気になって外国に留学していると風の便りに聞いています。

☆ 来院当時9歳の小学4年生男児

水泳教室に通っていた元気な男の子。
水泳教室では数千メートルも泳ぐトレーニングをしていたそうです。

来院時の訴えは「両方の肩が痛い、背中が痛い、腰が痛い、両方の膝と足首が痛い」というものでした。
それを聞いて当初は練習のし過ぎだろうと思っていましたが、診ているうちに単にそれだけではなさそうでした。
前例があったので念のためお母さんに歯の矯正はしていないか聞いてみると「上の歯並びだけしました」とのことでした。
上顎骨(じょうがくこつ・上あごの骨)の調整をするとその場で今まであったあちこちの関節の痛みがスーッと消えたのです。
間違いありません、この子の痛みは「歯列矯正」が原因だったのです。


当院での「歯列矯正による不調」の症例は数例しかありませんが、私の同僚(同じ治療法・律動法を実践している)に聞いてみると少数ではあるが 症例はある、しかもこういう患者さんは治りが悪い、とのことです。
「歯の矯正」は人体にとっては異物です。歯列矯正の副作用と言ってもいいと思います。

人体には異物を排出する働きがあります。
食中毒になれば嘔吐・下痢をします。風邪を引けば熱・咳・タンが出ます。
これらはすべて異物を体外に出して健康を取り戻す働きです。
排出できるものならいいのですが、「歯列矯正」した部分は排出できないし、元に戻せません。
でもここが人体の素晴らしいところですが、排出出来ない異物はその周りをオブラートの様に包んで体に害が及ばないようにする能力が人体にはあると思います。

「歯列矯正」をしても何も悪影響は出ていないという人もいると思いますが。
これから「歯並びの治療」をしようと思う人は事前に歯科医の説明をよく聞き、納得してから治療を受けることをお勧めします。